日本の有名な温泉の一つに「別府温泉」があります。その別府温泉の基剤である「湯の花」をベースにした入浴剤が続々と登場しています。
今回はその中から、「別府の湯」を使ってみました。
別府の湯とは
「別府の湯」とは、岐阜県にある「ヤングビーナス薬品工業」が発売している入浴剤で、大分県の別府温泉の基剤である「湯の花エキス」を配合したものです。
湯の花は温泉の不溶性成分が析出・沈殿したもので、別府温泉では温泉の地熱地帯に「湯の花小屋」と呼ばれるわらぶき小屋の中で結晶化した湯の花を手作業で収穫します。湯の花は他の温泉でもありますが、別府温泉(明礬(みょうばん)温泉)の湯の花は全国で唯一、医薬部外品に指定されており、生産量も多く全国各地に流通されています。
別府の湯は医薬部外品の入浴剤で、効能は冷え性、荒れ性、疲労回復などです。
別府の湯を試してみました
早速買ってきました。
主に通販で販売されている商品ですが、今回は生協の個配で入手。
60gのお試しサイズのパック4袋のセットです。商品はお徳用のサイズもありますが、これだけでも十分に使えそう。
中は何でしょうか?
オレンジ色の粉末になっています。少しいい香りが。
これをお風呂に入れてみました。
無機塩類の粉末の入浴剤と同じように、商品をお風呂の中に入れてかき混ぜるだけ。
ここで注意したいのが、60g中、20gを入れてください。わからなければ、料理用のはかりで分量を量ってくださいね。余ったら輪ゴムなどでとめて、涼しい場所に保管してください。開封後はできるだけ早めに使ってくださいね。
お湯の色はライトグリーン。柑橘の香りだそうですが、ちょっと甘い優しい香りがします。
器に入れてみましたが、かすかにグリーンの色が出ています。
入ってみるとつるんとした湯ざわりですごく気持ちいいし、香りもすごくいい。
お風呂から上がった後も体がポカポカ長続きしていて、寒い冬にはおすすめです。
まとめ
実は湯の花が入った入浴剤を使ったのは初めてで、一般的な入浴剤とは違って温まり具合も全然違います。温浴効果だけでなく、湯ざわりや香りもすごくいいですよ。
問題なのが、1袋を全部使うことができないため、使う際に量らないといけないのが難点です。使った後の保存には注意が必要です。
コロナ禍で温泉になかなか行けない方は、湯の花エキスが入った別府の湯は使ってみる価値大です。
商品について
別府の湯
- メーカー:ヤングビーナス薬品工業
- 容量:60g
- 価格:オープン
- 表示区分:医薬部外品
- 入浴剤の形態:粉末(湯の花エキス入り)
- 香り:柑橘
- 販売先:Amazonや楽天市場などのECサイト、全国のロフトなどで発売中
(写真は2.2kgの袋の2袋セット)
- 価格: 168 円
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